『平清盛』は見たい人が見るで良し
いやあ、いいです。大河ドラマ『平清盛』。視聴率が低いとかどうとか、もうどうでもいいです。見たい人が見る。それでいいと思います。
法皇と上皇の争いの狭間に置かれることになった清盛が、「法皇様と上皇様に仲良くしていただく!!」と大声で言い切ったシーンは、いやまあ、いいですね、このキャラクターは(笑)。
近衛天皇が病気になり崩御、次の天皇に後白河天皇が即位するまでのことを、先日の「第18回 誕生、後白河帝」は見事な展開でさっと進ませた。こんな話でいいのかと思ったりもするけど、日本史の授業ではなくドラマなのだから、細かいことをゆっくりやっていては1年間で終わらない。
このドラマ、いろいろ言われていますが、歴史へのきっかけになると思います。「この時代は、こんなことがあったのか」と興味を持って、あとは自分で本を読んだりすればいい。そして、『平清盛』を見ながら、これは史実ではないとか、ここはこうだったのかとか思い巡らせばいいと思う。
その意味で、今回の大河ドラマは実にいい。なんかこー、自分で探求できる、思い巡らせることがラクにできる雰囲気がある。
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