中国のツイッターで蒼井そらがつぶやくと
青海地震で大騒ぎになっている中国のツイッターに、日本の女優蒼井そらが登場して、これがまた凄まじく盛り上がって、中国のオトコのみなさんが日本へどおーんアクセスしてきたことについて。蒼井そらさんは向こうのオトコのみなさんにも有名なので、まあ、とにかく盛り上がったそうで。例えば、勝間和代が中国のツイッターでつぶやいても、これだけの盛り上がりになることはなかったであろう。
ちょうど先日、NHKのドラマ「大仏開眼」を見て、吉備真備や、あの時代の中国からの文化導入や遣唐使のことなどについて、さらには、当時の貧弱な船舶技術のため、嵐にあって海の彼方に消えていった膨大な数の遣唐使の若者について(このへんは、井上靖の小説「天平の甍」に感動的なシーンとして書かれている)、ぼおーと考えていたのだけど、それから遠い未来の2千年後の、この21世紀の日中のネットの今の姿を見て、これもまた考え込むというか、すごいなと思ってしまった。
日本の女優が書き込むと、中国のオトコのみなさん(くどいか)(笑)政府の規制の壁を乗り越えて、その向こう側に行こうとする、その向こうにあるのは蒼井そらの「つぶやき」なのであるが、そういうものだ。そして、そうしたことが何度も繰り返されて、やがてその壁は崩壊するだろう。これもそういうものだ。
そうやって、中国は変わっていく。
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