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December 30, 2008

テレビの時代は終わる

 前回、テレビのことについて書いたからというわけではないが、内田先生のブログの過去記事をつらつらと読んでいてなるほどと思ったのは、今、民放テレビがおもしろくもなんともないのは、「テレビで食っている人間」が多すぎるからであるということが書いてあって、なるほどそうだよなと思った。とにかく、「テレビで食っている人間」が多すぎる。「テレビで食っている人間」が多すぎると、番組を作る側の主たる関心は「何を放送するのか」ということより、「これを放送するといくらになるか」ということにならざる得ない。そういう考え方をしなければいいではないかと言うかもしれなが、そうはいかないだろう。

 今や、テレビ業界では広告収入が落ち込んでいる。従来の大手広告主の自動車産業や流通やお酒、飲料などといったお歴々がCMを出さないようになってきたという。なぜ、CMを出さないのかというと、ワカイモンがテレビを見なくなっているという。そういうわけで、テレビの収益は落ちている。遅かれ早かれ、今のテレビの時代は終わる。

 テレビ業界でも、大幅な人員削減になった場合、その人員はどこへ行けばいいのか。やはり、ネットだろう。新しい世界、新しい経済はネットの中にある。本当は、ネットはもっと可能性に満ちたフィールドなのだ。それなのに、なんか、いまひとつパッとしていないのである。

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Comments

真魚さん、

内田先生はきちんとした保守思想を持っていると思うのですが…

私が育った場所から歩いて15分の神戸女学院の先生。やなり、関西に行く東京の人は考えが良いですね!

MikeRossTky

Mike,

内田先生は共和党支持ではありません。民主党支持でもありません。
フランス文学の先生ですので、アメリカ政治思想は専門外なのでしょう。

共和党支持者でないと保守思想をサポートできないとでも? 民主党支持者でなければなに?
フランス文学を教えていると、保守思想と同調する意見をもてないとでも?

ブログに行けば、どのような考えをもたれているかが良くわかるのですが。

MikeRossTky

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