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October 14, 2007

じきに人々の意識が変わり、新しい時代が開けると

  『An Inconvenient Truth』の中で、アル・ゴアはこうした意味のことを述べるシーンがあった。自分は世界各地を回り、これほど何度も何度も語っていても、それでも地球温暖化の危機を理解しない人々が多いと。

しかし、それでも、彼はこう語る。

「私は信じている。じきに人々の意識が変わり、新しい時代が開けると。」

 今年のノーベル平和賞は、アルバート・ゴア元アメリカ副大統領と、国連の政府間機構変動条約(IPCC)が共同で選定された。彼の映画はオスカーやアカデミー賞を受賞し、そして、今度のノーベル平和賞受賞である。世界の心ある人々は、ゴアの語る言葉を聴き、行動しようとしている。ゴアを批判する人々は、気象学的な反論サンプルを提示するだけであって、地球温暖化問題の本質がまったくわかっていない発言を繰り返すだけである。もはや地球温暖化を否定する人々は、一部の気象学者の枝葉末節的な論争を繰り返すだけの者か、自動車会社や電力会社や石油会社の回し者と思われてもしかたないであろう。

 ゴアの受賞について、アメリカのメディアは礼賛である。(共和党寄りの保守派メディアは除く)(笑)

 ワシントンポスト紙は、"Gore v. Bush The Nobel Peace Prize committee hands a victory to Al Gore."と題された社説にはこう書いている。"That achievement is impressive and important, notwithstanding factual misstatements and exaggerations such as the "nine significant errors" in the film cited by a British judge Wednesday."(水曜日にイギリスの法廷で映画の中に「9つの重要な間違い」として誤りや誇張があることが指摘されたにも関わらず、ゴアの業績は重要である。)と書いている。

"Mr. Bush said, through a spokesperson, that he was "happy" for Mr. Gore. But there was no congratulatory phone call,"

 とあるように、ブッシュ大統領は、ゴアの受賞は"happy"であったそうであるが、ゴアに電話で祝賀連絡することはなかったそうだ。

 そして、こう書いている。

"When it comes to global warming, the ire is warranted. Mr. Bush's inaction on climate change is one of the major failings of his presidency. He squandered nearly seven years by questioning the science of global warming and undermining efforts to do anything substantive about it. His recent efforts to demonstrate leadership -- from finally recognizing global warming as real to hosting a climate summit with the major emitters of greenhouse gases -- are undermined by his insistence that nations pursue voluntary "aspirational goals" to reduce carbon dioxide emissions. This is not the kind of leadership the world is looking for. "

 最後の"This is not the kind of leadership the world is looking for."(こんなことは、我々の求めるリーダーシップではない)という言葉こそ、ワシントンポスト紙が述べたいことなのであろう。

 ゴアの評価がますます高まっていく背景には、今、アメリカで大きくなっている反ブッシュ感情がある。その意味で、LA Times紙のOctober 13, 2007のコラム"Al Gore: the anti-Bush No wonder conservatives are apoplectic - Gore's fortunes rise as the president's plummets."はおもしろいことを書いている。

"Some of us prefer a president like Gore no matter what. But many people don't have a strong preference, or don't think very hard about what Gore would have been like as president. Therefore, he lacks a positive identity; people think of him only as the anti-Bush."

 ようするに、少数の人々にとってゴアへの支持は絶大であるが、一般の大多数の人々にとっては、ゴアを強く支持しているわけではない。しかし、それでもゴアの人気が高いのはなぜか。ゴアは、反ブッシュのシンボル的存在として見られているのである。

 アンチ・ブッシュ、今や流れは、ようやく正しい方向へ向かい始めたようだ。 Anyway, Congratulations, Al Gore & IPCC for winning the 2007 Nobel Peace Prize!!

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「経済・政治・国際」カテゴリの記事

Comments

真魚さん、

『An uncomfortable truth』ってなんですか?ネットで調べてみたのですが… もしかして、An Inconvenient Truthの事ですか? 確かに、ゴア氏が使った情報はもう少し時間がたつと平和賞を取り損ねかねない”Uncomfortable Truth"ですもんね。

リベラルの方々はほんとにブッシュ氏が嫌いですね。アメリカの経済は彼の政権下では雇用が伸び、経済も活発化し、税収もすばらしい伸びを見せました。確か、真魚さんはブッシュの経済政策に対して、特に雇用については批判的でしたよね。最近の雇用数値はどうなっていますか?サブプライムローンの問題に関係なく、雇用は伸びていますよね。

CO2の排出についてはヨーロッパでは全く京都議定書に沿う結果は出ていません。逆に経済成長とCO2の排出率を比べると、アメリカはCO2排出の増加はヨーロッパより低いんですよね。でもリベラルの方々は結果より工程を重んじますので、ヨーロッパでの失敗は無視ですよね。

そして、この記事の題:Gore vs Bushってなぜかゴア氏がブッシュ大統領と対抗しているかのような題。一民間人がアメリカ大統領と対抗しているのでしょうか?確か、ゴア副大統領時代に上院議院に京都議定書は議題として提出され、取り扱いが99-0で却下されたと覚えていますが… 民主党員が一人も賛同しなかったって事はゴア氏は何を副大統領として行っていたのでしょうか?

LATimesの記事にも矛盾が。ゴア氏は政治から一度離れ、クリントン両氏から離れ、成功を得た。もし、大統領になっていれば、今行っている事には目も向けなかったのでは? でもそれ以前にこの記事を書いている記者自体に大きな問題があるのでは?変なタイトルの経済に関する本を書いたようですね。

リベラルの方々が読む記事には何時も歴史や常識を疑われます。

ちなみに、ゴア氏は自家用機を使ってノーベル賞を取りに??

MikeRossTky

Posted by: マイク | October 14, 2007 at 09:12 PM

マイク、

Oh my God!間違えました。訂正致しました、
ご指摘、ありがとうございます。

住宅バブルが崩壊したことをご存じないのでしょうか。今、アメリカ経済は危機的状況にあります。
http://rawstory.com/news/afp/Central_bankers_warn_housing_crisis_09102007.html
http://www.ft.com/cms/s/0/360a732a-62c8-11dc-b3ad-0000779fd2ac.html?nclick_check=1

グリーンスパン前連銀議長はブッシュの経済政策を批判しています。クリントン政権によって回復した経済をダメにしたのはブッシュであることはもはや常識です。
http://www.nytimes.com/2007/09/15/business/15greenspan.html?_r=1&oref=slogin

はあ?、世界最大のCO2排出国であるアメリカが、CO2排出の増加はヨーロッパより低いとか言ってもねえ。

Posted by: 真魚 | October 15, 2007 at 12:51 AM

真魚さん、

すみませんが、URLで提示して記事をしっかり読んでいただけますか?NYTimesの記事では”クリントン政権によって回復”など全く書かれていませんよ。FTの記事も消費の伸びが0.3%と書かれています。経済”危機”とは書かれていません。

Greenspan氏は基本的に政府がお金を使いすぎている事について批判をしています。これはConservative支持者が現在の共和党候補に投票を控える結果を作っています。民主党はもっとお金を使いたい… せめて、クリントン時代の共和党はお金をなるべく使わない方向で政策を練っていたのですが… 共和党の問題点です。

実際に何をお読みになっているのですか?真魚さんが書いている事と記事にはギャップがあるのですが。正してもらえますでしょうか?

MikeRossTky

Posted by: マイク | October 15, 2007 at 06:54 AM

そういえばマイクさんはCo2と温暖化の関係には
科学的根拠がない、って言ってませんでした?

Climate Stewardship Actでしたっけ?
否決されたけど、結構僅差でしたよね。
RGGIとかアメリカも頑張ってるし。
このあいだブッシュも
「温室効果ガスの排出量削減を努力」
って言ってたよね?
これらにもマイクさんはまだ反対なんですか?


個人的には、お金が動く環境市場としてなら
アメリカは積極的に動くので新しい枠組みには
その辺を盛り込んだ方が現実的だと思う。

Posted by: ルイージ | October 15, 2007 at 12:19 PM

まあ、アメリカが前向きになるのは良いことだね。
次は中国とインド...は発展途上?w

「気候管理法案(Climate Stewardship Act:上院第139 号議案)」より
>McCain 上院議員(共和党、アリゾナ州):科学を論破することは出来ないため、論議されべきは政策であって、科学ではないはずだ。ブッシュ大統領の要請を受けて、全米科学アカデミー(National Academy of Science = NAS)が作成した気候変動に関する報告書は、人間活動が温度上昇を引き起こしており、人間が近年の気候変動の原因であろうと指摘している。1,010 名もの科学者がこのNAS 研究報告を支持し、気候変動に関する圧倒的な科学的コンセンサスが存在するにも拘らず、科学を討議して時間を無駄にしていることは真に残念なことである。<

Posted by: ルイージ | October 15, 2007 at 12:28 PM

ルィージさん、

はい、まだ政治的対応は不要だと考えています。また、人間が関与するとされる温暖化論には賛同しません。

ブッシュ氏がなぜか対応を行っている。でもそれは不要と考えます。政府の関与無しに排出量はそれなりにアメリカは制御しているようです。市場の力ですね。ブッシュ氏は次の選挙に向けてがんばりすぎです。

市場が勝手に行っている事については間違えなら自然と直るでしょう。流行も市場の一部ですから。法律や規制が作られると市場の一部でない環境を作る事に。

気温の変動は自然の力が。人間は自然の内の一要因かも知れませんが、地球の温度を変えるほどの影響力はありません。

ところで、今太陽の黒点が一つも無い事をご存知ですか?もしこの状態が6ヶ月以上続けば、寒い時代の到来とされるかも。

政治家ではなく、科学者の観測に注目を。

MikeRossTky

Posted by: マイク | October 15, 2007 at 10:10 PM

>マイクさん
私は科学者でないのでアレですが
温暖化には温室効果ガス以外の他要因も
考えられるという違憲には同意できますが、
温室効果ガスが無関係と言い切るのは
難しいと思います。

この件では私はブッシュ支持で
マイクさんはブッシュ不支持ですねw

Posted by: ルイージ | October 16, 2007 at 11:59 AM

ルィージさん、

問題は二つあると思います。

1.人間による温暖化は科学的に証明できるかどうか?
2.今行える”対応”でどれだけ結果が得られるか?

1については”コンセンサス”が有る様に報道されていますが、実際にはIPCCの報告書(サマリーではなく、詳細の説明)を見る限り、限定はされていません。確立レベルで書かれています。

2については、CO2の排出を現時点のレベルに今後押さえても、100年レベルで見て、5年ほど温暖化を延ばすほどの影響しかありません。その代償は高いし、開発途上国はこの対応に参加しませんので、実際にはまったく有効な対応が出来ないのが現状です。

原子力など、根本的に今ある技術で温暖化対応をすることにはグリーンの方々は反対しています。

ルィージさんは対応支持だと思いますが、費用対効果についてはどうお考えですか?

MikeRossTky

Posted by: マイク | October 16, 2007 at 04:58 PM

マイクさん
上の米で
>お金が動く環境市場としてならアメリカは積極的に動く<
と書いた通り、地球環境保全にコストが
掛かることに私は反対しません。
ガンガン商売して環境が改善するなら、
別の害が増える、などでなければ
費用対効果は関係ないですね。
だって環境対策は純粋な経済活動じゃないし。

Posted by: ルイージ | October 16, 2007 at 06:02 PM

もっと効果的な方法をマイクさんが
世間に広めてくれたらまた別ですがw

現状で最善を尽くそうとしてる人たちに
私はエールを送ります。

Posted by: ルイージ | October 16, 2007 at 06:04 PM

ルィージさん、

でも今、最善の事ってなんですか?

バイオエネルギーの結果は高騰する食物価格。メキシコでは貧困層が主食のトウモロコシが買えなくなっている。

カーボンオフセットの制度ではお金ばかり動いて全く排出削減にはつながっていない。

環境改善を行う”名目”としての価値はあるかも知れませんが、その代償があまりにも高い様に見えるのですが、いかがでしょう?

もっと重要な事にお金を使う方が良いと思うのですが…

MikeRossTky

Posted by: マイク | October 16, 2007 at 10:03 PM

バイオ燃料は現状厳しいですね。
ブラジルは置いても農産物輸出国の
米国が手を付けたお陰で他に悪影響が出てますし。
http://takedanet.com/2007/05/post_a50e.html

http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200709222351&page=2

>でも今、最善の事ってなんですか?

「別の害が増える、などでなければ」
という前提付きで、少しでも良い方向に
向かう努力でしょ。

現状までの各国の取り組みは
いまだに死者が出続けて、目的を達成する
見込みのない対テロ戦争よりも
費用対効果では良いですね。

Posted by: ルイージ | October 17, 2007 at 12:24 PM

ルィージさん、

二つの記事を読ませもらいました。私はバイオエネルギーには無理があると思っていますので、同感はできますが、ブッシュが押しているのはトウモロコシを使ったバイオエネルギーではないので、武田氏の記事の結論は間違っていると…  トウモロコシを押しているのは中部農産部の議員だと。

”少しでも良い方向に”と書かれていますが、どのようにその良い方向を見極めるのでしょうか?エリートの方々にまかせるのでしょうか?心に引かれる方向でよいのでしょうか?

MikeRossTky

Posted by: マイク | October 17, 2007 at 10:55 PM

マイクさん
>ブッシュが押しているのはトウモロコシを使ったバイオエネルギーではないので<

http://jp.ibtimes.com/article/biznews/070331/5816.html
「トウモロコシの生産拡大は、ブッシュ米大統領がフレキシブル・フューエル・ビークル(FFV、ガソリンとエタノールの混合燃料で走行できる自動車)を支持することで加速された。また、ブッシュ政権はガソリン消費を今後10年間で20%削減することを計画している。」

市場は米政府が推進している、と捉えてますよ。
まあ、バイオ燃料はあやういですね。

Posted by: ルイージ | October 18, 2007 at 10:04 AM

ブッシュ曰く
"when it comes to agriculture.  I believe in ethanol.  I believe ethanol is good for the quality of the air, I believe ethanol is important for the agricultural sector of our economy.  I think it makes sense.  And we've got to explore additional ways.  (Applause.)  We've got to have a farm bill that provides a safety net, but doesn't encourage over-production."

エタノールブーム息切れ
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djBUJ1101.html
「エタノール事業のこうした減速は、この事業が米連邦政府からの支援に大きく依存していることを露呈している。米政府は、エタノールをガソリンと混合する精製業者に税控除を適用したり、エタノールの輸入関税を優遇したりするなど、さまざまな優遇策をとっている。世界の原油市場の需給が逼迫(ひっぱく)し、先行きの予測が難しいなか、一部の議員とブッシュ政権は、トウモロコシを原料とするエタノールをガソリンの代替品と位置づけて後押ししている。」

Posted by: ルイージ | October 18, 2007 at 10:20 AM

バイオマスエタノール(Wikipedia)
「バイオマスエタノールの原料は、理論的には炭水化物を含む現生生物由来の資源であれば何でもよい。しかし、生産効率の面から糖質あるいはデンプン質を多く含む植物資源が選好されており、現在では主に次のような農産物が原料として利用されている。ブラジルではサトウキビに由来するモラセスが、米国ではトウモロコシが、欧州では甜菜が主な原料となっている。」

>メキシコでは貧困層が主食のトウモロコシが買えなくなっている<
米政府の失政とも言えるかもね。

Posted by: ルイージ | October 18, 2007 at 10:26 AM

ルィージさん、

ブッシュ大統領が押しているバイオエネルギーは:http://en.wikipedia.org/wiki/Switchgrass

President George W. Bush mentioned this usage in his 2006 State of the Union address, resulting in a surge of over $100 million of investments into the research of the potential fuel

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/02/22/AR2007022201722.html

Because of the fast-rising demand for corn, Bush said, the nation will soon have to rely on ethanol made from switch grass, wood chips and agricultural waste to produce a larger share of ethanol.

http://abcnews.go.com/GMA/Business/story?id=1566784

Switchgrass is the perennial wonder plant touted by President Bush in Tuesday's State of the Union address and in his remarks made today in Nashville, Tenn., where he joked that he could have a new career in farming. "All of a sudden, you know, you may be in the energy business," Bush said. "You know, by being able to grow grass on the ranch and have it harvested and converted into energy. And that's what's close to happening."

ブッシュが押しているバイオを理解していただけましたでしょうか?

MikeRossTky

Posted by: マイク | October 19, 2007 at 07:06 AM

えーと、問題は
市場がどう捉えているのか?
でしょ。
とうもろこしにかわるものが現れる前に
税制優遇などを施策した結果が
今の現状な訳ですから。


「米国は石油依存症」
http://www.bund.org/editorial/20060225-1.htm
> エネルギー資源問題を理解する場合の肝となることは、エネルギーの出力/入力比=EPR(Energy Profit Ratio)だ。サウジアラビアのガワール油田などの巨大油田のEPRは60と高い。産業革命以降の大量生産—大量消費の現代物質文明は、こうしたエネルギー効率が極めて高い中東の巨大油田によって支えられてきた。逆に言えば、石油並の高レベルのEPRを実現しうるエネルギーでなければ石油代替たりえない。

 ブッシュのいうバイオマス・エタノールはどうか。石井さんによると、「現代農業は大量の石油に支えられている。このためサトウキビからのエタノールはEPR0・8〜1・7と低く、トウモロコシも1・3である。またトウモロコシの残渣からのEPRも0・7〜1・8と低いようである」と、ほとんど見込みはないことを断言している。

 カナダのオイルサンドのEPRも1・5にすぎず、日本で話題のメタンハイドレートにいたっては海底から汲み上げるのに膨大なエネルギーがかかるため、「資源と言えるかどうかすら疑問」(石井さん)というのが現実なのだ。

 ブッシュの「エネルギー高度化計画」については、米国の環境保護の専門家やクリーンエネルギー推進派も、自然エネルギー研究への支援については歓迎しつつも、エネルギーの節約(省エネ)や排ガス基準の策定といった、石油の輸入量削減に即座に効果を発揮する政策が棚上げにされてしまった点に失望を露わにしている。

 エネルギー自給率向上をめざす米国の団体「アポロ・アライアンス」の広報担当理事のチョードリ氏は次のように批判する。

 「ブッシュ大統領にとっては小さな一歩だが、米国全体にとっては大きな機会損失だ」「大統領の提案は、もっぱら研究開発に焦点を合わせている。こうしたエネルギー計画では、ガソリン価格の低下にはつながらない上、地球温暖化の進行を食い止める効果もない。そもそもブッシュ大統領は、地球温暖化が現実に起きていることをいまだに認めていないのだ」 <

ブッシュは次の選挙に向けてがんばりすぎかもね。

Posted by: ルイージ | October 19, 2007 at 10:24 AM

流れを整理。

・原油価格高騰を受け、各国でバイオエタノール事業が進められる。

・現在、米国では原料はコーンが中心で。
ブッシュは05年再生可能燃料協会スピーチで
自動車燃料にエタノールを利用することは、
①エネルギー安全保障、②農業振興、③雇用創出、④税収増加、⑤地球温暖化防止、⑥ガソリン添加剤のMTBEの代替の利点があるとしている。

米国の2005年エネルギー政策法では
2012年までに75億ガロンのエタノール及び
バイオディーゼルの使用義務づけ。
本年5月にはMTBEのOxygenateとしての添加義務はなくなり、オクタン価向上剤としてはエタノールがMTBEに代わり使用されることとなったこともエタノールにとって追い風。


これら米政府の施策により
>メキシコでは貧困層が主食のトウモロコシが買えなくなっている<
訳でしょ?
セルロース・エタノールの話は
2006年あたりからだし。
少なくとも、環境対策のせいで
>メキシコでは貧困層が主食のトウモロコシが買えなくなっている<
訳ではないでしょ。


・現在のエタノール原料はコーンやサトウキビが中心で、食料・飼料や砂糖を燃料に変えることを意味する。

・このため、セルロースを原料にする使うセルロース・エタノールの開発が進んでいる。

・ブッシュ大統領は一般教書演説 (2006/1/31) 「先進的エネルギー・イニシアティブ」のなかで、農林業廃棄物である木片や茎やスイッチグラスのセルロースを原料とするエタノール製造の研究予算計上。

・2006/7/7 米エネルギー省はセルロース・エタノールによるガソリン代替へのロードマップを発表

「バイオエタノールの状況」
http://knak.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/index.html

Posted by: ルイージ | October 19, 2007 at 11:05 AM

>バイオエネルギーの結果は高騰する食物価格。メキシコでは貧困層が主食のトウモロコシが買えなくなっている。<

ブッシュはこの一因をになってます。

セルロースエタノールはまだ研究段階。
米国は05年以降世界最大のバイオエタノール生産国。
その主原料は現在とうもろこし。

ブッシュが無関係だとする主張は通らないよ?

Posted by: ルイージ | October 19, 2007 at 11:29 AM

マイク、

すみませんが、NYTimesの記事に、クリントン政権によって回復したと書いてあると誰が言っているのですか?私は「クリントン政権によって回復した経済をダメにしたのはブッシュであることはもはや常識です。」と書いたのですが。常識であるからこそ、NYTimesの記事に書かれているわけがないと思いますが。

私は私の考えを書いているのであり、記事の内容を書いているのではありません。記事の内容は読めばいいのではないですか。記事を読むことは、高校生にでもできると思いますが。

どうやら、social sciencesでのopinionにおけるfact,evidence,quotationの使い方の基礎を理解していないようです。大学で勉強しなかったのですか?私が使った参考書を紹介しますので、ぜひお読み下さい。
"Guide to Methods for Students of Political Science" by Stephen Van Evera

お金持ち向けの大規模な減税と大幅な財政支出は言われる通り共和党の問題です。レーガン政権は、これで政府の財政を破綻させかけました。これを回復させたのがクリントン政権ですが、ブッシュ政権になってまた同じになりました。Medicareや年金は破綻しかけています。これは共和党の間違った政策のためです。

Posted by: 真魚 | October 20, 2007 at 11:58 AM

マイク

英高等法院の主張する9カ所の指摘を読みましたか?
こちらのブログの方が判決原文を日本語訳して、その内容を調べています。
http://blogs.yahoo.co.jp/r_shi2006/26309120.html
http://blogs.yahoo.co.jp/r_shi2006/26310095.html
これを読むと、マスコミでの報道とずいぶん違うことがわかります。

判決原文はここにあります。
http://www.bailii.org/ew/cases/EWHC/Admin/2007/2288.html
ここにはこうも書いてあります。
"I viewed the film at the parties' request. Although I can only express an opinion as a viewer rather than as a judge, it is plainly, as witnessed by the fact that it received an Oscar this year for best documentary film, a powerful, dramatically presented and highly professionally produced film. It is built round the charismatic presence of the ex-Vice-President, Al Gore, whose crusade it now is to persuade the world of the dangers of climate change caused by global warming. It is now common ground that it is not simply a science film – although it is clear that it is based substantially on scientific research and opinion – but that it is a political film, albeit of course not party political."

きちんと調べてから書いていただけますか。

Posted by: 真魚 | October 20, 2007 at 12:00 PM

ルィージさん、

ブッシュが大統領の時にCongress作った法律は彼のサインが入るわけですから彼の責任となります。2005年の法律と2006年以降ブッシュ大統領が推し進めている政策には違いがあると思います。ブッシュ大統領自身がトウモロコシをベースにしたエネルギーには問題があると2006年の1月には語っています。

武田氏が書いた記事は2007年に書かれているので…

正直言って、ブッシュはVetoをもっと使って悪い法律が作られるのは阻止すべきでした。今までのVeto回数は他の大統領と比べると桁違いに低いです。

真魚さん、

クリントン氏が経済を回復させたですか?リーガン大統領が回復させて、ブッシュ(父)大統領の終わりで1990年でバブルがはじけて、クリントン氏はITバブルの恩恵を受けたけど、バブルがはじけた形でブッシュ(子)大統領に引渡し、テロで崩れかけた経済を減税政策で建て直し、このブログを作った頃から経済破綻を予告してきた真魚さんはアメリカの歴史で長いとされる経済成長を無視…

<<お金持ち向けの大規模な減税と大幅な財政支出

アメリカの上位25%所得者が84.6%の税金を今払っています。上位50%が96.7%
の税金を払っています。これはブッシュ大統領の減税後の比率ですから、それ以前は??? 税金を払っていない方に対してどうやって減税を行うのですか?

お金持ちしか税金を払っていないのなら、現在はお金持ちにしかできません。ちがいますか?そして、減税は大幅な財政収入増加にもなっています。減税をしたのに、なぜ税収が増えているのですか?増えているって事は、沢山のお金持ちが税金を今まで以上に払っているってことですよね!これは”FACT"ですが、もし、間違っているのなら”FACT"の提示をお願いいたします。

毎回、”FACT"の提示をお願いするのですが、全く無視されるのですが、なぜですか?もし、FACTが提示できないのなら、勉強をしなおすのは真魚さんだと明記してくださいね。

支出の増加はブッシュ大統領の大きな問題ですね。リベラル・ケネディー上院議員と新しい支出を増やしたり… ”穏健な保守”の名の基にもっともっと支出を増やしました。次の大統領にはもっと小さな政府を作って欲しいですね。その点を真魚さんに理解していただいたことは幸いです!

最後に…

抜粋した文言をきちんと読みましたか?ブログから取った翻訳の間違えには気づいていないのですか?決して”この映画を気に入っているとは描かれていません”。

実際に判決文の書き方に注意をされましたか?また抜粋したすぐ後の文を含めて抜粋した文をなぜ書かないのですか?” Mr Gore promotes an apocalyptic vision”はなぜ、抜粋の中に含まれないのですか?Yahooで通訳すると”ゴア氏は、黙示録的な展望を進めます”なんですよね。このような”展望”を子供の教育に使うのは良いのでしょうか?(確かに、子供を怖がらせてリベラルに育てるのであれば…)

真魚さんが抜粋して持ってくる文言って何時も都合の良いところで切られていたり、その上で僕がきちんと調べていないとか… 

抜粋したところでさえ、”but that it is a political film"と書いていませんか?

がんばってくださいね。

MikeRossTky

Posted by: マイク | October 22, 2007 at 11:50 PM

今日の私のブログでも紹介しましたが、良いビデオがありますので、ご覧ください:

http://www.youtube.com/watch?v=uO9laiUXS1o

Enjoy!!

MikeRossTky

Posted by: マイク | October 23, 2007 at 12:20 AM

>トウモロコシをベースにしたエネルギーには問題はあると2006年の1月には語っています。<
でも、税制優遇措置は変化ナシなんですよね(溜息
間違った政策には修正が必要なんですかね。

>ブッシュはVetoをもっと使って悪い法律が作られるのは阻止すべきでした。<
???
下院案(基本ブッシュ政権提案)
>XV. エタノールおよび自動車用燃料

a) 再生可能燃料(主にエタノール)の使用量を2012年までに年間50億ガロンまで拡大。

b) MTBEの自動車用燃料添加物利用を2014年12月31日以降禁止する。

c) MTBEの製造業者を製造物責任法から免責し、他燃料製造への転換支援として2012年度までの8年間で20億ドルを認可する。<
ここが問題なので拒否もなにも、政府の意見も
同様のハズですが??


「中国、トウモロコシ原料エタノールを生産停止の可能性」
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-26376420070611

中国の方が先進的?w

Posted by: ルイージ | October 23, 2007 at 09:23 AM

ルィージさん、

アメリカの法律は議会が作りますから、大統領は提案を行い、議会が法律を可決して、大統領がVetoを行わない限り、その法律を執行する義務があります。トウモロコシは沢山の州で作られていますので、そのコストの上昇を保つ立場にいる議員さんが沢山。一度作られた法律は期限が付いていない限り永遠と…

保守の小さな政府とはこの様は法案をまず作らない事が先決かと思います。

大きな政府には間違えがありすぎです。真魚さんは民主党が提案する政府拡大案であればなんでも賛成かと。民主党が下院、上院の両院をコントロールする限り、政府が小さくなる、政府が支援を減らす法案はまず無いと思います。

MikeRossTky

Posted by: マイク | October 23, 2007 at 10:41 AM

米国におけるバイオエタノール政策・需給動向
農林水産省
> 米国エネルギー省が、2006年2月に発表した“Annual Energy Outlook 2006”[1] のReferenece caseによると、2004年から2030年にかけてバイオエタノールの需要量は、年率5.0%増加することが予測されている。そのうち2025年においても、とうもろこし由来のバイオエタノールは、バイオエタノール需要量の約9割を占めることが予測されている。<

マイクさん
>一度作られた法律は期限が付いていない限り永遠と…<
対テロ・イラク同様、迷惑なんで何とかして下さいw

Posted by: ルイージ | October 23, 2007 at 12:58 PM

ルィージさん、

私は以前より”温暖化対応”をゴア氏の映画を見て、政治家を動かしてすることは害を発するとブログで語ってきました。バイオエネルギーをリベラルの方々は御輿のように… 確か、水素などを使ったエンジンをトヨタ、GM、Ford、ニッサンが研究してきましたが、バイオでお金が政府から出るようになってからは、音沙汰もない環境ができてしまいました。

迷惑な環境を作っているのはゴア氏が述べる事をすべて真であると考えるお魚ではないでしょうか?

政府に何でも対応を求めるとこのような科学を無視、経済を無視する結果を作り出すと思うのですが、いかがでしょう?

日本の官僚の悪口を言いながら、大きな政府を目指す。矛盾が沢山のリベラルの世界です。

MikeRossTky

Posted by: マイク | October 23, 2007 at 09:48 PM

>迷惑な環境を作っているのはゴア氏が述べる事をすべて真であると考えるお魚ではないでしょうか?<

その御輿に乗っかって、失政を犯したのが
米議会でありブッシュな訳でしょ?

本来、民主主義とはそういうものだけどw

リベラル=ショッカーって発想なら
真魚さんと同じ発想ですね。

Posted by: ルイージ | October 24, 2007 at 12:48 PM

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