小沢代表、テロ特措法の延長に反対
民主党の小沢代表が、シーファー駐日米大使に「アフガニスタンの戦争はブッシュ米大統領が『米国の戦争だ』と言って、国際社会の合意なしに米国独自で始めた。日本の直接の平和、安全と関係ない区域に米国や他の国と部隊を派遣して、共同の作戦をすることはできない」と述べ、テロ特措法の延長に反対したという。
小沢代表が述べたことは、至極当然で、あたりまえのことだ。思えば、こうした、至極当然で、あたりまえのことを、アメリカに向かって堂々と言う政治家は、これまでいなかった(吉田茂以来かも)。民主党のサイトで、このニュースを読んでみると、その中でこう書いてある。
「小沢代表は、自分自身も民主党も自民党以上に、国際平和のために日本が積極的に協力すべきだと考えていることを力説したうえ、民主党の掲げる安全保障の原則について党の「政権政策(政策マグナカルタ)」を基に、(1)日本が自衛権を行使するのは、個別的であれ集団的であれ、日本自身が攻撃を受けた場合に限る(2)国際社会の合意に基づき、国連の平和活動には積極的に参加する――との原則を説明(した)」
これは、安倍総理の言う集団的自衛権の解釈とは、真っ向から対立する。
安倍首相は「今後とも自衛隊の活動を続けていくことが期待されている。」(期待されているって、どこから?)と述べたという。しかし、「今後とも自衛隊の活動を続けていく」という、その活動とは、具体的になんなのかというと、アメリカ軍の後方支援なのである。今のように、インド洋で警戒監視する艦船やヘリの燃料と水の補給をすることや、在日米軍基地間や在日米軍基地とグアムなどとの間の輸送支援を行い、イラクで輸送任務を行うことが日本国自衛隊のやることなのであろうか。
それにしても、在日米軍基地間の輸送まで、空自が請け負っていた(笑)とは驚きだ。 小牧基地の第1輸送航空隊のC-130Hって、グアムまで行けるとは知らなかった。てゆーか、そもそも、天下のアメリカ軍が、なんで自分たちでできないのか不思議だ!!テロ特措法に基づく対米支援ということで、ニッポンの自衛隊のみなさんは、アメリカのために日々つくしているのである。
と同時に、こうしたことやって、日本は世界平和に貢献しているんです、とするニッポンの政治の態度というか姿勢というか、そうしたものの、あまりにも底が薄くて浅いというか。むしろ、こうしたことが、逆にアメリカから見て、ますます日本は国際政治ではどうでもいい国だなと評価されることになる。むしろ、小沢代表のように、正論を正面から明確に言う方が高く評価される(というか、国際基準で当然のことなのだけれど)。
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お久しぶりです、真魚さん
どうも僕の勉強不足なのか何なのかよぉ~~分からんのですが・・・
舎さんの仰ること真魚さんの仰ることと”何が違うのか”ってことなんです・・・
つまりですね、
日本は独自の外交戦略を展開せよ!っと
国際基準(標準?)を採用せよ(?)!
っとかが並列で語られている。
日本の”独自”外交の確立・・と標準化がどうして並列で成立するのかが分からない。
独自なモノが標準とは必ずしも同じである理由ってのがないんじゃないですかね?
戯言っすかね?これって・・・
Posted by: asean | August 23, 2007 01:07 PM
aseanさん、
舎さんの言っていることと、僕の言っていることの違いは紙一重です。
紙一重なんですが、かなり大きい紙一重です(笑)
国際基準であり、かつ独自の外交路線を展開せよ、というのがわからんということですね。
うー、あー、どう説明したらいいか迷うのですが。
もし仮に、大学の学部の授業なら、これはいい質問です。で、仮に僕が教師であるのならば、学生さんを教育しなくちゃいけませんから、どう説明しようかとあれこれ考えるのですが。察するところ、aseanさんは、独自と国際基準の内容を誤解しています。
うーん、国際経営学で説明しようかなとおもったけど、暑いのでアタマがあまり動かないで、手頃な戦争の話で(戦争の話が手頃なのか)
日露戦争の話をします(また古い話を)
日露戦争の陸戦で、あまりにも有名な203高地の戦いというのがありました。中国北東部の遼東半島にある旅順という場所にある丘です。細かい話はすっ飛ばしますけど、ロシア軍はここに近代要塞を築き上げ、日本の乃木希典大将が率いる第三軍を待ち受けました。第三軍側としては、あそこにあるロシア軍の要塞を占領せよということになります。で、我らが日本軍はなにをやったのかというと、とにもかくも、歩兵が銃剣を抜いて突撃する。これだけです。相手は機関銃で十字砲火しているんですけど、そこにつっこんでいく。これだけです。つっこんでいけば、なんとかなると思ったんでしょう。これで、厖大な数の兵士が死にました。
これ、どういうことかというと、まずロシアが203高地に作ったのは要塞であり、近代要塞と呼ばれるものです。要塞はどうやって攻撃するか。これは軍事常識で決まっています。とにかく砲弾をバンバン撃ち込むしかないんです。圧倒的火力で要塞の防衛網を破壊してから、歩兵がつっこんでいく。これです。これが国際基準というものです。
第三軍にも、もちろん参謀がいます。参謀は陸軍大学を出ています。陸軍大学というのは、ヨーロッパの軍事知識を教える場所であるはずです(はずです、としか言えません)(だってそうじゃないみたいなんだもん)。しかしまあ、やっていることは、近代要塞に歩兵が銃剣を抜いてつっこんでいくという、(一応、歩兵が小隊や中隊規模でつっこんでいくので)源平時代よりは進んでいますが、薩長が徳川幕府と戦った頃とあまり変わらない戦争をやっていたわけです。この極めてニッポン的な戦闘方法は、帝国陸軍が終わるまで、その後続きます。何度も言いますが、これ、全然、国際基準じゃないです。
これに対して、ロシア軍というのは、ヨーロッパの軍事知識をカンペキにマスターしていました。あまりにもマニュアルに従っていたので、奉天での戦闘では、日本軍の陣地配置を見て、「この陣地配置だと、この後ろに予備の部隊がいる」と判断して最後は撤退します。日本側としては、予備もなにもなく、全部の部隊を前線に出していただけなんですけど、ロシア軍は国際基準で判断したので救われました。
でまあ、話を元に戻しますと、国際基準とは方法論であり、制度であり、運用方法です。英語で言えばproceduresです。企業だと、とりあえずMBAもっていますという人であるならば、経理や人事は、アメリカ人が見ようと、ヨーロッパ人が見ようと、中国人が見ようよ、韓国人が見ようと、マレーシア人(ってゆーかマレー族)が見ようと、タイ人(ってゆーかタイ族)が見ようと、あるいはアフリカのマサイ族の人が見ようとわかる、理解できる、運用ができるというものです。多国籍企業はそうですね。
これに対して、独自外交というのは、この場合、他の国に依存しない、日本国民および日本国の主体に基づく判断のもとに行われる、という意味です。いわば、戦後日本もアメリカ依存という日本の独自外交をしてきたと言えば、そう言えます。その方針を転換するということです。今までは、何も考えずにとにかくアメリカ従順、これが日本のためだったわけですが(本当にそうだったのかと私は思いますが)、これからは、まず自分で考えてから、この件はアメリカに同意、この件はアメリカに反対、中国に同意、とかやっていこうということです。
Posted by: 真魚 | August 25, 2007 11:39 AM
aseanさん、
舎さんの言っていることと、僕の言っていることの違いについて、さらに言いますと。
舎さんのブログで僕もさかんにアメリカ批判をしていますが、これ無意味でもあるんですよ。なぜなら、舎さんのブログはタイトルに「親米でタカ派、自由帝国主義のブログ。」と書いてあるんですから。「ワタシハ、親米でタカ派で、自由帝国主義でございます」と書いているんですから。こういう人の前で、アメリカは間違っている!!と言ったって、話が通じないのは当然です。話が通じちゃったら、舎さんはカンバンを変えなくっちゃなりませんから。
舎さんは、アメリカは(なにがなんでも)正しいと言っているのです。では、なぜアメリカは正しいのかというのを論じているのです。ウイリアム・クリストルやロバート・ケーガンなど、こうした論者はアメリカでは共和党寄りの言論雑誌やシンクタンクに数多くいます。彼らは、アメリカはなぜ正しいのかということを、アメリカ国内のリベラルも含めた世界の識者に向かって論じていく課題というか使命のようなものを持っています。まあ、えてして、アメリカ人にしか通用しない論理である内容が多いんですが。
ただ、実際のところ、アメリカの世界管理は、多国籍企業や金融資本の戦略や国務省や国防総省の戦略など、他にも数多くあって、それらについては舎さんは触れていません。
ですから、本当は、「イラクで今日もたくさん死者がでたじゃあないですかあ。だからアメリカは間違っているんです!!」と舎さんに言っても、舎さんとしては内心は「いや、それは国務省が、ペンタゴンが・・・」と思っているんでしょうけど、立場上、そうも言えないので、アメリカの理念を掲げ、(掲げるだけではなく、それを他国へ普及させようというミッションを持って)「アメリカは正しい」とブッシュ大統領のように言うしかないんです。
その意味では、ワタシもかなり理念が大好き人間ですが、ワタシの場合は、こういう理念もあれば、ああいう理念もある、歴史的にいうと、この時代はこうで、この時代はこう、いろいろありますね、となるんですけど、舎さんは、アメリカン・イデオロギー1本の人です。本来、思想者というのは、こうあるべきなんです。
戦後日本は、ずっとアメリカ依存でしたけど、こうしたイデオロギーの観点でアメリカ依存を説く識者はいなかったように思います。親米の人は、とにかく、欧米についていけばそれでいいんだ式の論理です。みんなそうです。しかしながら、イデオロギーでアメリカについていくということは、どういうことかというと、それで損をしようと、不幸になろうと、とにかくアメリカン・イデオロギーを守っていくということです。実際のところ、そうでなくては自由主義陣営というのは成り立ちません。その成り立たせる側に立つのか、成り立たっているものの上の乗っかっていくのか。この違いは大きいです。我々は、一度、アメリカが掲げているものの世界史的意義を知る必要があります。
とまあ、以上のことを、わかってて舎さんのブログに書いているワタシも、なんですが・・・・・・。
Posted by: 真魚 | August 25, 2007 12:35 PM
アフガニスタンの戦争って、国際社会の合意なしに米国独自で始めたんでしょうか?
Posted by: 猿小玉 | August 25, 2007 05:00 PM
猿小玉さん、
>>アフガニスタンの戦争って、国際社会の合意なしに米国独自で始めたんでしょうか?<<
「始めた」のはそうですね。後付けで、国連は現状を追認したのです。
ああ、国連ではなく、国際社会の合意という意味ですか。それなら、諸外国のアメリカへの支持はありました。しかしながら、それは本心からの支持ではなく、諸外国が支持しようがしまいが、アメリカはアフガニスタンを攻撃することは決定していましたので、ここで支持して対米関係を円満にしておこうということです。
Posted by: 真魚 | August 26, 2007 12:54 PM
お暑いのに、申し訳ありません、真魚さん。
ぅう~~ん、申し訳ないんですが、今一つ得心が行かないっす、はい。
安全保障の話を別のアナロジーでお話頂くことで理解が可能か?は一先ず置いておくとして
日本”独自の”・・・っというのであれば、いわゆる日本としてのグランドデザインがあって
そこから「日本”独自の”手法」が作り出され行使される、という方が
素直に理解しやすいんですが?
いわゆる”デファクトスタンダード”っと称される方法論でも手法でも何でもいいんですが
極端な言い方をするなら多くの第三世界では「”その手法”が受け入れ難いが故に排斥しようとする」
が故に様々な摩擦が生じているんだと思うのですが・・・・
日露戦争のお話を例にされていますが、事の良し悪し、結果の是非、背景等は別にして
戦争っという事態において「相手(敵方)の予想を裏切った攻撃(奇襲)」を
行うのがいわゆる”定石”であってその為の兵器開発、戦術開発を目指すんだと思いますので
「敵方も自分達と同様の考え方をするはずだ」っというのはまぁ一種の驕りのような気がするんですね。
つまり、現代の中東情勢も同様で「相手”も”(欧米型)民主主義が良いっと考えているに違いない」
っとするのは欧米側の一方的な思い込みでしかないと思いますが・・・。
それこそ「民主主義」なるモノの実現、運用の”手法”が欧米とは違うのではないでしょうか?
再度申し上げますが、
主権国家としての日本独自のグランドデザインに基づいた日本独自の外交、安全保障に関する手法
っと言うなら分かり易い。
っということなのですが・・・
Posted by: asean | August 27, 2007 11:31 AM
アセアンさん、
あら、わかりませんでしたか。
アセアンさん、もう少し、長い目というか、巨視的スパンで、ここはひとつ考えてみましょうよ。なにを考えるのかというのと、社会の制度やシステムのグローバル化って一体なんなんだろうということです。
多くの第三世界では「”その手法”が受け入れ難いが故に排斥しようとする」
が故に様々な摩擦が生じているんだと思うのですが・・・・
の文面から拝察いたしますに、アセアンさんには「グローバル化って、欧米のやり方を押し付けられるもの」であって、「どうも好ましくない」と思われると思うですが間違っていますでしょうか。
おそらく、ここですね。グローバル化に対する考え方が、アセアンさんと私とでは違うわけです。アセアンさんの最初の質問は、日本の独自外交についてでしたが、まず、この根本的な部分での理解というか認識がポイントですから、ここに以下話を絞ります。
まず、アセアンさん、欧米が自分たちのやり方を押し付けるという認識をやめましょう。欧米は押し付けているわけではありませんし(まあ、そういうように見えることはあるかもしれませんが)、非欧米社会はそれらを押し付けられたとしているわけではありません。それに、欧米から「押し付けられた」っていうのは、欧米への従属・被従属関係を認めたことなりませんか。現状、従属・被従属関係である側面もあることは否定しませんが。全部そうってわけじゃありませんよね。
というか、これ、多少大げさに言うと、人類の歴史において、文化や文物はどのように伝播・普及していくのかということになると思うのですよ。
例えば、歴史的に見れば、東アジアの諸国では、中国文明の影響を受けたのは日本や朝鮮などですが、その他の国々では中国よりもインド文明の影響を強く受けています。まあ、中国でもインドでもどちらでもいいんですが、インド文明のグローバルスタンダードを、例えばインドネシアやマレーシアが受けたのは、別に、インドから軍隊が攻めてきて占領されて無理やり導入されたわけではありません。文明の例えでは、アセアンさんにわからなければ、宗教はどうですか。インドネシアは、なぜ遠く離れた中近東で生まれたイスラム教を受け入れたのか(バリ島は除きますが)(あっバリ島のヒンズー教はインドからか)。決して、「無理やり」「押し付けられた」わけではなかったと思うのですよ。
同様の観点で、大雑把に言えば、19世紀からから今日にかけて、欧米の文化、文物、制度が非欧米社会に普及・伝播していったことを考えることはできませんかね。他国の文化、文物、制度を導入するということを、「押し付けられるもの」「好ましくないもの」としか見ないというのは、ある一面しか見てないとしか言わざる得ないと思うのですよ。
その他国のやり方というのが、例えばブータンのやり方じゃなくて、なんでアメリカのやり方なんですかと思われるかもしれませんが。これやっぱり、アメリカになるんだと思います。例えば、ローマ帝国全盛期に、ブリテン島のケルト人のやり方を導入するより、やっぱりローマのやり方を導入しようと思うんじゃないでしょうか。なぜ、ローマのやり方の方が優れているのか。いろいろあるでしょうけど。多民族帝国ローマの方法の方が、民族的バイアスがなく普遍的合理的である。だから導入しやすいということもあったと思います。もちろん、ブリテン島のケルト人のやり方にも価値はあります。しかし、万人が受け入れる普遍的な価値としては、どうしてもローマのやり方にならざるえません。ここ、重要です。「押し付ける」「押し付けられた」という理解では、歴史の正しい解釈ではないと思うんですよ。これ、全盛期時代の中華帝国でもそうですし、イスラム帝国でも、インド帝国でも同じです。その時代、その時代の覇権帝国、覇権国家のやり方を導入しようというのは間違ったことではありません。
他国を見た時、自分が生まれ、育った場所の文化、文物、制度よりも優れていると判断できるものがあった時、それを学ぼう、自分たちの社会に導入しよう、そうすることで自分たちの社会をより良いものにしていこうと思うのは人間の自然な感情です。同様に、他国のものを警戒し、入れないようにしよう、排除しよう、そうすることで自分たちの社会と文化を守ろうというもの自然な人間の集団の感情です。その両面があります。その両面を考えるべきだと私は思うのです。
欧米が自分たちのやり方を常に押しつけているというわけではありません。アセアンさんも私も文明史的に言えば周辺国の住人です。周辺国つーのは、ローマや中国やインドやイスラムの文化・文物を導入してやってきたんです。今の時代はそれがヨーロッパでありアメリカである、というだけの話に過ぎません。
どうですかアセアンさん、おわかりいただけましたか。以上のような大きな認識がまずあって、では、具体的にコレコレの件のグローバルスタンダードの導入はどういうことなのか、ああ、これは確かに押しつけである、とか、これは押しつけではない、と考えるべきなのです。
Posted by: 真魚 | September 09, 2007 10:56 AM
真魚さん、
<<決して、「無理やり」「押し付けられた」わけではなかったと思うのですよ。
インドや中国が直接関与しなければ、「無理やり」「押し付けられた」なのですか?
現地の歴史は無視してもよいのでしょうか?現地の宗教はどのようにしてイスラムはヒンズー教にかわったのでしょうか?現地でおこれば、問題なし?
また、国家のみが押し付けを行う事ができるのでしょうか?イスラムの様に宗教=政治の場合、税制などで、「無理やり」や「押し付け」があったのではないでしょうか?そして、その結果を”死を持って”のみかえる事ができる形を取ったイスラムはどう評価しますか?
テロ特措法にもどりますが・・・
日本の対応は日本固有な反テロへのサポートだと思います。日本は直接軍事的に参加できない。直接オンサイトでの支援活動が出来ない。(軍として参加しないと無理)。遠距離からお金を出す以外のサポート政策を見つける必要がある。
アメリカとしても、給油活動以外で日本がなにが出来るのと…
ただ単に”反対”ではなく、他の具体的サポート政策無しに論議するのであれば、日本にメリットはありませんし、”独自”の政策とは見られません。
MikeRossTky
Posted by: マイク | September 10, 2007 10:37 PM
イラクは反対だったけど
アフガンはどっちでもなかった。
私は今、特措法に反対するのは
メリットが少ないと思う。
憲法順守だと自衛隊も(ry
テロ特措法の自衛隊給油が
イラク戦に転用されたって話の方が
気になるし、そっちを攻めた方が
民主も世論を得やすいカモね。
Posted by: ルイージ | September 11, 2007 09:58 AM
真魚さん、こんにちは
ぅう~~ん、どうも僕の読解力の無さなんでしょうけど、お話の内容が拡散してしまったような
・・・
例えば経済の領域で例え話をしますと、いわゆる「(自由)経済システム」と言う”制度”に於いてはその制度を採用している
諸国は何処であってもその制度は同じように適用され運用される・・・はず、ですよね。
(税制なんてのもその言葉が示すとおりに税に関する制度な訳ですから)
ところが、そうした制度を支えているのはその国々の”国内法”であって必ずしも
国際的に通用するとは限らない概念から生まれた制度に依拠している。
(このままだと続きが拡散しそうなんで、^^!)その結果、如何にグローバルな企業であっても
いわゆる「郷に入っては郷に従え式の経営」をやっていると思います。
(理屈通りならそうした企業はその運営や活動方法を変更する必要がないはずなのにです)
つまり、グローバル・スタンダードなる基準が世界中のあらゆる所で最善のモノだ!っとするなら
制度、システムなんですから如何なる政治体制や経済システムを其処が持っていようが
受け入れられるモノのはずですよね。
(制度やシステムというモノはそれ以上でも以下でもないんですから、その制度やシステム
自体がその外環境に何かを要求するはずもない)
欧米からの押し付けか否かではなく、非欧米諸国自身がどうしてそうしたシステムを
全面的に受け入れないのか?っということを欧米諸国には理解して貰いたいと思うんですよ。
第三世界が全面的な制度、システム導入を拒む理由に後進性や民度の低さ等の
問題が無いとは決して言いませんが、それも実は制度やシステムの良し悪しとは本質的に関係が無いはずですが・・・・
第三世界側からすると、そうした制度やシステムにわゆる”政治体制”みたいなモノが
セットになって「この制度、システムは良いのだから導入しろ!しかるにアンタの国は
自由・民主化するんだ!」っと聞こえてしまう(事実そうな訳ですが・・・)
ことに問題があるように思えてならない。
独自な制度というものがグローバル・スタンダードと言うモノと無条件でイコールになること
・・・そこに疑問を感じるってことですかね、はい。
Posted by: asean | September 12, 2007 12:09 PM
舎さんのとこにコメントできやしないw
NHK討論回顧2:親米派の反論 [グローバル・アメリカン政論]
コメント欄アライメント某氏の発言
>イラク戦争のような短期戦で主要な装備、戦車も戦闘機もほとんど
>喪失していない状態では軍事産業に利益はありません。
似非軍事オタから反論。
911以前と以後での国防費の推移参照すればそんなこといえる訳が無い。
イラク戦争開始10日で使用された高価なもの
トマホーク(約6000万円)400発
バンカーバスター(約1700万円)150発
DAM-ER(約250万円)8000発
トマホークは合計750発近く消費されているので
当然、次世代巡航ミサイルとともに新型トマホークを追加発注。
「戦争が無ければ云々」はともかく利益が無い訳ないだろとか
ここに書いてみるテスト。(続きは書く気力なくなったw)
Posted by: ルイージ | September 15, 2007 12:59 AM
ルイージさん、
まあ、なんと言いますか。
企業が(戦争で)お金を儲けてなにが悪いんですか。
アメリカの軍事介入を招いたイラクが悪いでんしょ。
と言ってくれれば、それはそれで正論なんですけどねえ。
ネオコンというのは元々リベラルです。リベラルがアメリカの理想主義を貫きたいがために共和党に転向した人々が始まりです。その意味で、「深夜のNews」よりあちらの方がずっとリベラリズムであり理想主義です。
そういう人々がいてもいいじゃあないですか。
Posted by: 真魚 | September 15, 2007 10:55 PM
マイク、
一度、イスラム教が普及した社会がヒンズー教になることはまず考えられませんが。
まあ、長い歴史の中でそうしたケースがあったかもしれませんが。
非中近東諸国では、イスラム教がイコール政治にはなりません。東南アジア諸国やアフリカ諸国はそうですね。各地の固有の民族文化とイスラム教が融合しています。イスラム教はキリスト教、仏教とならぶ世界宗教です。世界の多くの人々が信仰しています。「無理やり」「押し付け」だけでは、宗教は広まりません。イスラム教もまた偉大な宗教なのです。
反テロへのサポートが、テロリストの船など一隻もいないインド洋でパキスタン海軍の艦船に給油をすることなのでしょうか。どうしてもやりたいのならば、自衛隊ではなくても民間業者にできるのでは。アメリカ政府は、きちんとお金を払って日本の業者に注文すればいいのでは。そうすれば誰からの批判されません。
実際のところ海自はインド洋どころか、アラビア海北部、オマーン湾、紅海にまで行って補給活動をしています。これは今回になってわかったことです。こんなことは、議会および日本国民は聞いていません。しかし現状では、航空自衛隊は、現地のテロリストの標的にすらなっています。自衛隊は議会および国民の知らないうちに、アメリカのイラク戦争に深く関わっているのです。
ここは、一度、テロ特措法をなくして、日本はどこまでアメリカを支援するのかを議会および国民が判断すべきなのではないのでしょうか。それが民主主義であると思いますが。
Posted by: 真魚 | September 16, 2007 12:59 PM
アセアンさん、
交易とはそもそもなにか、ということを考えてみましょう。
ある1国だけでは経済はなりたちませんから(成り立つ経済もありますが、ここでは割愛します)、どうしても他の国と「取り決め」とその「取り決め」に基づく「しくみ」なり「制度」なりを作らなければなりません。ここで、この二つの国をA国、B国としますと、その「取り決め」や「しくみ」なり「制度」は、A国のものでなく、B国のものでもない、どこの国のものでもないものになるんです。つまり、A国は(B国もそうですが)自国の内部に、A国でもなければB国でもない領域を持つということになります。
A国の社会はA国の文化で成り立っていますから、そこにA国でもなければB国でもない領域が入ってくると、社会秩序は成り立たなくなりますので、A国は(B国もそうですが)その領域を地理的、法的に限定します。これは、今の時代の経済のグローバル化の話ではなくて、経済人類学でいう「交易港」(Port of Trade)(別に港という意味ではなくて、地理的なある特定の場所を意味します)の考え方です。およそ人類というのは、その発生の時代から、隣の村とか、隣の部族とかと、こうした「交易」を行ってきました。
つまり、なにが言いたいのかというと、交易をしたいのならば、「交易港」(Port of Trade)みたいなものを、どうしても自分の社会の内部に持たざる得ないということです。そんなものは持たくないというのならば交易はしない、できないということなのだということです。しかし、交易行為は人類社会の本質的な欲望のようなものなので避けることはできません。ここで、A国のものでなく、B国のものでもない、どこの国のものでもないものを「外部」と表記しますと、共同体はその内部に「外部」を持たざる得ないわけです。しかし、「外部」が勝手に共同体内部に広がっては困るわけですがら、その社会の固有の文化よって境界を作っているんです。だからこそ、いわゆる「交易港」になるんですね。「市場」というのは、そもそもそういうものなのです。
ですから、話を戻しますと、ぶっちゃげた話、商売をしたかったら、グローバル・スタンダードで商売してね。グローバル・スタンダードがいやや、と言うのならば、商売はできへんですな、ということなんだと思います。それだけの話なんですよ。商売の相手だって、A国やB国のやり方でやってもらっては困るわけですし。
グローバル・スタンダードが入ってくると、うちらの社会秩序が乱れる、壊れる、混乱する、様々な問題が起こるというのはグローバル・スタンダードとは無関係です。グローバル・スタンダードのせいではありません。上記に述べたように、人類社会はそうした問題を遠い昔から扱い、対処してきたわけですから。(商売したいのならば)おたくの国で、なんとかせよというわけです。
逆から言えば、その社会は内部に独自の領域とグローバル・スタンダードの領域を持つことが求められるということなんです(もちろん、そんなものは持たない、自分の文化だけで閉鎖して生きるという選択もありますが)。その相反する二つの領域を内在しているということ。これが人類社会のいつの時代にも、どの民族社会にもあった、当然で当たり前の姿なんです。
Posted by: 真魚 | September 17, 2007 11:52 PM
>イラク戦争のような短期戦で主要な装備、戦車も戦闘機もほとんど喪失していない状態では軍事産業に利益はありません。<
・装備の喪失
・軍事産業に利益
この二点を否定しただけで
「戦争と関係ないといってるでしょう。」
ってあさっての反論というか逆ギレされちったw
ちかれるね、
日本語を理解できない相手と話すのはw
「私(総理)は、米国の方針を支持します。」
と小泉が明確にイラク戦争支持したのに
>日本は明確にイラク戦争を支持したのでしょうか?<
とか考えてた人も尻馬に乗ってるし。
政治素人な私でも
「日本がイラク戦争支持した」
くらいは解るのに
こんなんで、政治とか解るんですかね?
自分に都合の良いエライ人の文献引用するだけ?
という愚痴w
Posted by: ルイージ | September 27, 2007 11:52 AM
コメント消されちゃったw
真魚さん、しばらくお借りしたいです。
(後で消してもらって構いません)
中二病のコメントが何を指すのかわかりませんが
これでどうでしょう?
「議論の結論は出ていますが。」
出てないでしょう。
というか私と彼は
「イラク戦争と軍需部門の利益」について話しているのに
>産軍複合体には他の産業とは違う独特の影響力はあるが、脅威の特定や安全保障政策そのものを決定づけるほどの力はないと。<
が結論になるわけがない。
再々々度
「アメリカの経済が戦争なくして成り立たない
なんて私は、考えたことないですよ?」
>イラク戦争のような短期戦で主要な装備、戦車も戦闘機もほとんど喪失していない状態では軍事産業に利益はありません。<
・装備の喪失
・軍事産業に利益
この二点を否定する証明をしたのに
「戦争と関係ないといってるでしょう。」
という反論は意味不明で成り立ちません。
2001年10月コンディット会長
「今後数か月の軍事支出の増加で、我が社にも利益がもたらされるだろう。」
2004年第3四半期
ストーンサイファー同社社長兼CEO
「Integrated Defense System部門は2桁代の成長を記録し、利益も著しく、受注に至っては価格にして30億ドル以上」
「防衛システム統合部門においては今期も大きく売上げ、利益も著しく増加した。「Future Combat System(未来型戦闘システム)」「Ground-based Midcourse Defense(地上中間軌道防衛)」といった主要プログラムの向上は顕著であった。」
イラク戦争と軍需部門の利益は
「兵器の装備計画はローテーション」を
遙かに越えています。
再々々々度
「アメリカの経済が戦争なくして成り立たない
なんて私は、考えたことないですよ?」
しっかり、読んでください。
あと
「ということで、ここは一度議論を終結させ、別の機会にしてはどうでしょうか?」
という提案ですが、
ここのコメント欄に事実と違うコメントが削除されない限り、
ここで結論をつけるなり
アラメイン伯さんのブログへ招待されるなり
しない段階では受け入れられません。
あしからず。
Posted by: ルイージ | September 27, 2007 04:40 PM
何で舎さんはちゃんと文章読まないんだろうね?
Posted by: ルイージ | September 27, 2007 05:20 PM
中二病
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E4%BA%8C%E7%97%85
すげーな、なんか舎さんに病人扱いされたよ。
そういう無礼はOKなんだな、彼的にはw
ってか、人のことを病人呼ばわりするのって
人間的にやばくないかね。
Posted by: ルイージ | September 27, 2007 07:10 PM
「私の発言に
「釣りですか?」や
口調が荒い点があったのは
認めますし、削除もあなたの考えで構いませんが
人のことをweb上で
「中二病」などとレッテルを貼るのは
許されるんですか?
謝罪と修正を願います。」
と発言してみた
Posted by: ルイージ | September 27, 2007 07:41 PM
ルイージさん、
もともと、冷戦の終了で軍事予算は削減していた状況の中で、これではまずいと思ったのか軍需産業が共和党の当時大統領候補だったブッシュに多額の政治献金をしています。そして、まるで「演出しかたのように」9.11が起こり、ブッシュ政権はテロとの戦いを名目として9.11とは関係ないイラク戦争を始めました。これによって、軍需産業は多いに儲かったわけですが、実際のところイラク戦争の主な戦いは陸軍によるものであって、海軍と空軍による本格的な戦闘はありません。陸軍よりも海軍と空軍の方がカネをじゃんじゃん使いますから、その意味では陸軍だけではなく、海軍と空軍の大部隊を投入したもっと大規模な戦争の方が軍産複合体的には良かったはずなんです。しかしながら、イラク戦争はそうではなかったということは確かに言えます。まあ、今度はイランを空爆しようという声があがっているそうですけど。
これは、イラク戦争のもうひとつの意味は、テロとの戦いという脅威を演出することであり、テロとの戦いという大義名分があればなんでもできるという世の中を作るためでもあったということが背景にあるわけなんですが、あちらの方々がそんなことに同意するわけはないですね。(笑)
もう1点は、今、アメリカ経済はかなりヤバイんです。これを認めたくない人がたくさんいますが。実際のところ危険な状態なんです。グリーンスパン前ERB議長も、回顧録でブッシュ政権の経済政策を批判しています。ですから、真魚さんが、アメリカ経済は戦争なくして成り立たなくなっているというのならば、なぜ今、アメリカ経済はヤバくなってきているんですか、軍事産業はイラク戦争で儲かっているんでしょ、ということも言えるわけです。で、なんでそうなのか。そう問われれば、ワタシはそれはコレコレこういうことですと話をすることができるのですが、いずれせよ、そういった話の展開になるのが、とりあえずまあ常識的な線なんです。しかしながら、そうなると「今のアメリカ経済はヤバイ」ということを認めることになりますから、あちらの方々はこれを認めることはできないのです。
何度も申しますが、舎さんのところはネオコンの立場なんです。リアリズムでもなければ、経済の観点でもない、ネオコンという思想に基づく世界認識なのです。ある特定の思想に基づく世界認識というのは、例えばカラスは白ということなんです。白いわけないんですけど、白なんです、となるわけです。それが思想です。これをまず、しっかりと腹にたたき込んでおかなくてなりません。そうした思想の人のところへノコノコ出向いて行って、その思想ではおよそ認めることができないような物事をわざわざ書き込むわけですから、それそうとうの覚悟と気合い(笑)がいります。そうした、自分の意見とは異なる意見の人のところへ「ノコノコ出向いて行って」「わざわざ書き込む」ことこそ、言論と思想の自由がある社会では重要で必要なことなのですが、書き込んだら、削除されちゃった、ということもまああるわけです。削除できる権限は、そのブログの管理者側にあるわけですから。
ですからルイージさん、舎さんところで出入り禁止(笑)になっても怒ることはありません。そういうところなんだ、というわけで。ワタシもそのうち出入り禁止になるでしょう。「中二病」、いいじゃあないですか、と受けとめましょう。できることならば、ワタシは中学二年生に戻りたいですね(高校受験とか大学受験をもう一度やるのはいやだけど)。今から思えば、あの頃は幸福だったと思います。ワタシは今、中国拳法の稽古に打ち込んでいますが、稽古の時は、ブルース・リーに憧れていた中学生時代に戻ったようで、ホント楽しいですよ。やっぱり、あの頃、中学生の頃は楽しかったですねえ。ですから、「中二」、いいじゃあないですか。中二ですが、なにか、と胸を張っちゃいましょう。
Posted by: 真魚 | September 28, 2007 01:46 AM
実際病人扱いされても構わないんですがねw
私の一番嫌いな人間は
「他人に厳しく、自分に甘い」人間です。
たとえば、911で3000人が死傷するのは断固
許さないが、イラク戦争で数万人が今も
死んでいるのに、「正義」だとか「戦争だから」
と開き直る人間。
あるいは人の「釣り」発言に反応するくせに
相手を「中二病」呼ばわりするとかね。
真魚さんは気を付けてね〜
Posted by: ルイージ | September 28, 2007 09:05 AM
あと、中二病だから削除
とは言われましたが
「現時点」では出入り禁止を言い渡されてませんw
彼はそのつもりかも知れませんがねw
Posted by: ルイージ | September 28, 2007 11:14 AM
中二病発言はサクッと修正したのに謝罪はなしw
自分の体面だけ大事なのか、お忙しいのかw
謝罪まだかな〜
Posted by: ルイージ | September 29, 2007 09:45 AM
訂正します。
>>実際のところイラク戦争の主な戦いは陸軍によるものであって<<
「実際のところイラク戦争の主な戦いは陸軍と海兵隊によるものであって」が正しいです。ソーリー、US Marine Corps。
Posted by: 真魚 | September 30, 2007 09:52 PM
真魚さん、
<<しかし現状では、航空自衛隊は、現地のテロリストの標的にすらなっています。
テロリストの標的って別に航空自衛隊でなくても、どこの誰でもの世界ではないのでしょうか?
MikeRossTky
Posted by: マイク | October 02, 2007 11:14 PM
真魚さん、
<<ここは、一度、テロ特措法をなくして日本はどこまでアメリカを支援するのかを議会および国民が判断すべきなのではないのでしょうか。それが民主主義であると思いますが。
リベラルの方々は都合のよいときだけ、”国民の判断”って言葉を使いますね。
法と名のつく限り、議会で論議され、多数決で採択されたわけですよね。すなわち、国民が判断を一度下しているわけですよね。その法をなぜ、なくしてから出ないと”国民”が判断できないのでしょうか?議会制度はリベラルの方々には邪魔になったり、邪魔じゃなかったり。都合が良い時に価値が変わりますね。
外交に関わる事は、議会で決めるよりは首相レベルで決めた方がよいのでは?もし、その首相がダメなら、首は変わるし、党がダメなら選挙で。これがParliament制度ではないのでしょうか?
外交を”民主主義”で一々やって成功した例はありますか?
MikeRossTky
Posted by: マイク | October 02, 2007 11:25 PM
マイクさん
テロ特措法に関しては
「二年間の時限立法」なので
期限が来れば、法の定めに基づいて
継続か終了かの判断を都度行います。
ですから、「無くしてから判断」と言うよりは
「継続か終了かの判断」が立法の判断となります。
なので別段、おかしな理論ではないですよ。
#私は継続するべきだと思いますが。
>中二
謝罪は?
Posted by: ルイージ | October 04, 2007 05:30 PM
マイク、
自衛隊は戦闘地域には行かないと政府は言ったんですけど。あれは嘘だったと。
戦闘地域になるのは当然であるのならば、なぜ政府は嘘をつくんですか。
Posted by: 真魚 | October 06, 2007 01:12 PM
マイク、
イラク戦争はアメリカの共和党政権の都合でやっている戦争。国際社会は承認していないし、世界の数多くの人々が反対している戦争。これがはっきりとした今、日本はイラク戦争を支援するかどうか再度決めるのは当然だと思いますが。
1度決定したことであっても、みんなで何度も省みる。そこに間違いがあれば正していく。それがdemocracyであると思いますが。
Posted by: 真魚 | October 06, 2007 01:12 PM
舎さん、
この場合は、カラスそのものの生物学的特性ではなく、色の認識の違いでしょう。
なにをもって「黒」と判断するのか。なにをもって「白」と判断するのかということです。
そして、カラスを「黒」と識別する人が多いのか、「白」と識別する人が多いのかということでしょう。
あるいは、カラスを「黒」と識別する人はどれだけいて、「白」と識別する人はどれだけいるのかという認識とも言えます。
いやあ、ショッカーのアジトみたいなもんです。
Posted by: 真魚 | October 06, 2007 01:13 PM
真魚さん、
<<<しかし現状では、航空自衛隊は、現地のテロリストの標的
<<自衛隊は戦闘地域には行かないと政府は言ったんですけど
航空自衛他が行っている”戦闘地域を明記していただけますか?
よろしくお願いいたします。
MikeRossTky
Posted by: マイク | October 06, 2007 09:52 PM
真魚さん、
<<日本はイラク戦争を支援するかどうか再度決めるのは当然だと思いますが。
私も当然だと思いますよ。私が指摘したのは
<<議会および国民が判断すべきなのではないのでしょうか。それが民主主義であると思いますが。
まるでもとの法案が非民主的手段で可決され、国民に外交に関わる判断を直接行う事が”民主主義”である真魚さんの発言です。
戦争を好む民主主義の国はありません。問題は世界には民主主義ではない国及び組織があり、戦争を作る環境を作っていることです。
このような環境に対してどのような対応を真魚さんは提案しますか?
元々、国連は世界の平和を守る為、国連軍と言う最強の軍隊をもって戦争を起こす国を抑止するはずだたのでは?その機能が無い場合、ボズニアやアフガニスタンではNATOなどが中心となり、国連ができない事を行った。最強の軍隊がない限り、アメリカは自国を守るためにはテロリストがいる環境で戦います。それが”自衛”です。
<<国際社会は承認していないし、世界の数多くの人々が反対している戦争。
国際社会が”承認”している戦争ってあるのですか?数多くの人達が賛成している戦争はありますか?
リベラルの訴えは確かに”心”に響きます。しかし、その結果に対しての責任は全く負う姿勢はありません。冷戦中、リベラルの支持を得た共産圏は世界で何人の人を殺しましたか?リベラルのヒーローである、スターリン、レニン、毛沢東、カストロ、ゲバラ、ホウチミンはどれだけの人を拷問にかけ、処刑を行い、刑務所に入れたのでしょうか?数多くの人達がこれらのリーダーをサポートしていたからOKなのでしょうか?
心の訴えのむこうで死んでいく人達にたいしてはなぜ、”民主主義”のチャンスを与えようとリベラルの方々はしないのでしょうか?
MikeRossTky
Posted by: マイク | October 06, 2007 10:12 PM
ルィージさん、
<<「継続か終了かの判断」が立法の判断となります。なので別段、おかしな理論ではないですよ。
これはAgreeです。
しかし真魚さんは
<<一度、テロ特措法をなくして
と書いています。まず法がなくなった環境で議論を始めようとしています。法がなくなった環境を作る必要は議論を始めるにあたって必要ないと思います。
MikeRossTky
Posted by: マイク | October 06, 2007 10:16 PM
マイク、
小泉純一郎元内閣総理大臣及び石破茂防衛庁長官(当時)に尋ねていただけますか。
よろしくお願い致します。
Posted by: 真魚 | October 07, 2007 11:06 AM
マイク、
国連が国連軍と言う最強の軍隊をもって戦争を起こす国を抑止すると、国際連合憲章のどこに書いているのでしょうか。国際連合憲章の第二条に「すべての加盟国は、国際の平和と安全、正義の為に紛争を平和的に解決しなければならない。」「すべての加盟国は、戦争行為も武力による脅しも、どういう事にせよ慎まなければならない。」とありますが。
ただし、7章「平和に対する脅威、平和の破壊及び侵略行為に関する行動」に「安全保障理事会は、第41条(経済封鎖など)に定める措置では不充分であると認めたときは、国際の平和と安全の為に軍による示威行為、封鎖、戦争をする事ができる。」とあります。ここで国連軍が必要とされています。この国連軍を協力な軍隊にしないのは、アメリカを中心とした加盟国です。そもそも加盟国が協力な国連軍を作ることをしなければ、国連軍など永遠にできません。
民主主義のためという嘘は、もうやめていただけませんか。
サウジアラビア、アゼルバイジャン、カザフスタン、トルクメニスタンなどいった独裁国家や、中国のチベット虐殺、北朝鮮の餓死者、チェチェンの独立運動などに何もしないのはなぜですか?こういった国で死んでいく人々には、なぜ何もしないのでしょうか?
石油会社のUnocal Corporationがカスピ海からインド洋に石油パイプラインを通すためにアフガニスタン戦争を起こし、広大な油田があるイラクには軍隊を送り、今度はイランを攻撃しようとしています。これも石油利権です。すべて石油資源の確保のためです。石油のために、他国の人々の人権や主権を無視し侵害し軍事暴力をふるっています。ところが、民主主義のためだと嘘を言う。hypocrisyはやめていただけませんか。本当の意味でのテロとの戦いをすべきではないのですか。
Posted by: 真魚 | October 07, 2007 11:13 AM
真魚さん、
<<<しかし現状では、航空自衛隊は、現地のテロリストの標的
<<自衛隊は戦闘地域には行かないと政府は言ったんですけど
航空自衛他が行っている”戦闘地域を明記していただけますか?
<<小泉純一郎元内閣総理大臣及び石破茂防衛庁長官(当時)に尋ねていただけますか。
よろしくお願い致します。
すなわち、真魚さんは自分が書いている事を理解されていないと認識してもよろしいのでしょうか?簡単な質問に対して返答ができなければ、I don't know what I'm talking aboutって事になりますね。
簡単な質問ですので、きちんとお答えください。
また、なぜ、他の国々の問題に国連加盟国がアメリカの手助けを受けずに対応できるにも関わらず、対応しない事にはリベラルな国々がほとんどですので、真魚さんから理由を語っていただければと思いますがいかがでしょう?
MikeRossTky
Posted by: マイク | October 07, 2007 09:59 PM
マイク、
ネットで簡単に検索できることができないのですか?
簡単に検索できることができないネット能力であると理解してよいのでしょうか?
つまり、その程度の能力もない人がネットで発言をしていると理解して良いのでしょうか?
簡単な質問ですので、きちんとお答えください。
>>なぜ、他の国々の問題に国連加盟国がアメリカの手助けを受けずに対応できるにも関わらず、対応しない事にはリベラルな国々がほとんどです<<
具体例を挙げて頂けますか?
Posted by: 真魚 | October 08, 2007 10:39 AM
><<一度、テロ特措法をなくして
と書いています。まず法がなくなった環境で議論を始めようとしています。法がなくなった環境を作る必要は議論を始めるにあたって必要ないと思います。<
私も同意なんだけど......
え〜とこれは、現実問題として、
・テロ特措法はなくなる。
自民党も断固通そうという構えだったけど今は、
・テロ特措法廃案後、新法成立を目指す。
というのが流れですよね?
真魚さんがどういう意図で言ったかは不明だけど
現実に日本の国会では
>まず法がなくなった環境で議論を始めようとしています。<
と同じ流れなのですよ(^_^;
Posted by: ルイージ | October 09, 2007 05:39 PM