小田実が亡くなったという
先日の7月30日、作家の小田実が亡くなったという。
その昔、私は代ゼミでこの人の英文読解のクラスをとっていた。とっていたということは思い出せるのであるが、確かTIMEやNewsWeekの記事の読解が多かったと思うのであるが、具体的にどういう内容であったか、さっぱり覚えていない。この人の授業を受けたから、TIMEやNewsWeekが読めるようになったというわけでもない。受験勉強に役にたった、ような気もしない。ただ、小田実が実際どういう人なのか、この目で見たかったために、そのクラスをとっただけだったように思う。
べ平連(「ベトナムに平和を!市民連合」)というのは、従来の左翼的あるいは反米的な社会運動組織とは少し違っていたと思う。小田実は、これも先頃亡くなった日本共産党の宮本顕治とは違う意味で(反対の意味で、と私は考えたい)また、極めて重要で、数多くの人々に影響を与えた人だったと思う。80年代の自分にとって、かつてべ平連という運動があったということはよく知っていたし、少なくとも、自分にとって戦後日本の社会運動を代表する人は誰かと問われれば、小田実であると答える。
会って話を聞きたい人だった。教えて欲しいことがたくさんあった。
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