ブログは1本にします
諸事情により「武徳大観」の方は中止します。
当初、中国拳法関係はそっちに書こうかと思っていたが、とても続かない(いや、拳法の修行が、ではなく、それについて「書く」という行為が)。そもそも、「武術」という行為と「書く」という行為は、別のものなのであった。武術は武術である以上、身体が関わる。そうなると、言葉でどうこうというわけではなく、身体で「できる」か「できないか」なのである。
特に中国の武術(ウーシュー)は、現代の武道とは異なり、近代スポーツのような確立した理論があるわけではなく、日本の江戸時代の剣術や柔術がそうであったように、矛盾していても、その動きができてしまえば、それでオッケーという世界なのだ。それはもう理屈ではなく、感覚のようなものなのである。かつて李小龍は、映画の中で「考えるんじゃない。感じろ。」と言ったが、まさしく中国拳法とは「感じる」世界なのであった。じゃあ、ナニをどう感じればいいのか。ということで、日々(といっても、毎日やっているわけではないけど)苦闘しています。
といういうわけで、全部こっちに書きます。こっちも全然更新していないではないかという声もあるけど、とにかく、拳法も武侠映画も、天山下七剣も黄飛鴻も十三妹も茶母も(知らない人、意味不明だな)、中国・韓国のその他諸々、文化から歴史、経済、国際関係に至るまで一切がっさい全部こっちにします。
そうなると「深夜のNews」は、一体何の専門のブログなのかよくわからなくなるが、まあ、人間の関心事というのは、いろいろあるもんなんだなということで。いえ、諸葛亮孔明のように、上は天文に通じ、下は民情に悟し、六韜(りくとう)を諳(そら)んじ、三略を胸にたたみ、陰陽術を知るほどではございません。
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気ままに思いついたことを書く方がブログの継続にはよいと思いますよ。変に特定分野に限定するとネタが思い浮かばないときなど長期間にわたって行進できないことがあると思います。気楽に行くのが一番だと思います。
Posted by: アッテンボロー | March 21, 2007 01:47 AM
アッテンポローさん、ありがとうございます。
そうですね。分野にこだわらず、気楽に書くのが一番ですね。
Posted by: 真魚 | March 24, 2007 02:38 PM
真魚さん、政治ブログとしてだけでも書く材料はあふれかえっていると思いますよ。何せ私やマイクさんのブログへの真魚さんのコメントときたら、並みのブログの2~3記事分はあります。お陰で他の人のコメントまで長くなるので、返事が大変です。
私の場合は、記事の材料がこれほど多いのに、充分に書ききれないジレンマを抱えています。「前から暖めていたネタをやっと書くぞ」と思うと次から次へと新しい出来事が起こるのが政治の世界。真魚さん、いっそのことマイクさんに対抗して温暖化肯定論でも書いたらどうですか?
ところで月末すなわち年度末を記念して真魚さんが敬愛するゴアについて取り上げます。私の対ゴア観がマイクさんとも真魚さんとも違うのは周知の通りです。まあ楽しみにしておいて下さい。
Posted by: 舎 亜歴 | March 28, 2007 12:47 PM
舎さん、
その昔、まだネットがパソコン通信だった時代、ニフティの会議室のみなさんの書き込みは、そりゃあすごいものでした。ワタシはそこで育ちましたので、ネットでの長文の読み書きは慣れたものです。大体、今は、短文簡潔にしなければ読まないとか、理解ができないとかいいますが、あの頃は、そんなことは言われなかったですね。まあ、あの頃は、ある種の限られた人々だけがやっていたという時代ですが。昔は大学生でも「朝日ジャーナル」や「現代思想」を読みこなしていたもんです。
温暖化については、前々からまとまったものを書きたいと思っているのですが。なかなか時間がとれません。最新号のForeign Affairsに"The United States Can't Win Iraq's Civil War"という論文があります。これについても書こうと思っているのですが。うーむ、いつになることやら。
アル・ゴアについてはともかくとして、先のクリントン・ゴア政権とはいかなるものであったのかということについての考察が日本ではあまりないですね。ブッシュ政権がいかにアコギな政権であるのか(笑)については、日本でも数多くの本が出ていますが。共和党の時代が終わりつつある今、民主党の政権はいかなるものであるのかということを考える時期にきています。
Posted by: 真魚 | March 29, 2007 01:00 AM