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April 02, 2006

横山光輝『三国志』を読んでいます

 今週は、ココログの調子が良くなかったので、ブログを更新することをしませんでしたというのはいいわけで。「深夜のNews」を読んでいただいているみなさまは、きっと真魚さんは仕事が忙しいのであろうとか、Friedmanの『The World is Flat』を読んでいるのであろうとか思っていただいていたかもしれないが。そんなことはまったくなくて。(笑)

 ネットのオンライン書店で手塚治虫の『ブッダ』と石ノ森章太郎の『サイボーグ007』と横山光輝の『三国志』の全巻をダウンロード購入して、ベットで寝転がって、ノートPCでひたすら読んでいたのであった。まだとても読み終わっていないけど。

 『ブッダ』は、コミックスで全巻持っていて読んだことがあった。現在、実家のおしいれの中のどこかにあると思う。なんとなく、また読みたくなったので、エイッとマウスで全巻まとめ買いを押してしまったのである。で、再度、読んだわけであるが、そうかこんな話だったのかと、ようやくこの歳になってわかったぜということばかりであった。ダイバダッタのこととか、アジャセ王子のこととか、そうしたサブキャラの存在が重要だったんだなということを改めて感じた。

 『サイボーグ007』は完全版で、シリーズ全作が納められているという。全28巻。科学の悪用や軍事産業とか、はっきり言えばアメリカに対する批判的な視点が根底にあって、今読んでも質が高い。

 横山光輝の『三国志』は、今まで断片的に読んだことはあったが、全部、最初から最後まで読むことは一度もなかった。なにしろ、全60巻なのである。これをデジタルデータで、パソコンのディスクの中に置くことができるのは、いい世の中になったなあと思う。大体ですね。私の自宅の自室に、コミックス60冊を置けるスペースなどどこにもない。だから、こうしたネットでのマンガの購入っていいですわ。どんどん、デジタル化して欲しいス。本当は、自分のパソコンのディスクに落とすのではなく、どこかのサーバにあって、そこで読めればいいわけで。ネットでマンガの貸本屋って、できないもんかなと思う。

 もっか、日中間は政治的に険悪の関係にあるわけであるが、こういう時代だからこそ、中国の古典を読もうということで、横山光輝の『三国志』になるというものなんであるけど。横山光輝の『三国志』はいいじゃあないですか。しかしまあ、なにしろ、これだけの長編なので、ポツポツ読んでいこうかと思う。

 世間では、上海総領事館員自殺で安倍晋三官房長官が、中国からの脅迫があったと述べたり、韓国が日本の教科書をまた「侵略を美化している」とか言ってきたり、民主党がああなって大騒ぎになったり、わけのわからない殺人事件が起きたりしているけど、そうした中でまったりと『三国志』を読んで、「さすが、孔明はすごい!」とかつぶやいているワタシであった。

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Comments

 本当に先月のパージョンアップ以来ココログが重くなりましたね。他の方も色々困っておられるようですね。私などは暇人ですから我慢していますが、余暇をやりくりしている人にとっては改善して貰わなければ困りますね。
 今回触れられているマンガ、どれも少年時代に愛読しました。出来ればまた読みたい物です。

アッテンポローさん、

昔のマンガはレベルが高かったですね。今読んでみて、新たな発見があります。それだけ質が高かったということですね。

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