« 2.26 その6 | Main | 『終戦のローレライ』を読む その2 »

March 01, 2005

『終戦のローレライ』を読む その1

 今週末から劇場公開ということで、なにしろあのガメラの樋口さんということで、やはりこれは見に行かなくてはということで、その前に原作を読んでおこうということで、と「ことで」「ことで」が続き、ということで、昨日の日曜日に福井晴敏の原作本を買ってきた。

 ちなみに、買ったのは文庫版の方ではなく、分厚いハードカバーの上下本の方だ。コレ表紙のデザインがカッコいい。福井晴敏は、以前、ターンエーガンダムの小説版である『月に繭 地には果実』を読んで以来、2作目ということになる。『亡国のイージス』も読んでいなくて、『終戦のローレライ』を読みを終わったら次はこれを読もうと、こっちは文庫版の方を買ってきた。

 今、上巻の終わりの方を読んでいる。会話が、あの時代の人間はこんな思考はしないよなあ、と思う内容なのであるが、それはまあ小説なんだからこれもアリだと思う。それにしても、これはもうガンダムだなと思う。「ゼータ」と「逆シャ」ではないか。アレは、どう見てもサイコミっつつ、ネタバレになるので書かないでおこう。あー、あと、「最終兵器ナントカ」もあるな。

 それにしても、日本海軍が、自分たちのことを「帝海」と呼ぶのは、僕は見たことも聞いたことも、読んだこともないのであるが、どこからこの言葉をもってきたのだろうか。しかしながら、この作品は、国家と戦争を正面からよく論じていると思う。本当は、小説の中ではなく、今の日本のマスコミなりで、こうした議論がされるようになればいいのにと思う。

 軍令部の浅倉大佐の考えは、どのようなものなのか興味がある。彼は、アレをどうしようというのか(なんつったって、アレだからなあ)。このへん下巻で明らかになるであろう。絹見艦長は、読んでいてこの人のイメージは役所広司になるんだよな。

|

« 2.26 その6 | Main | 『終戦のローレライ』を読む その2 »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 『終戦のローレライ』を読む その1:

« 2.26 その6 | Main | 『終戦のローレライ』を読む その2 »