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June 04, 2004

再び、小6殺人事件のことを思う

 アメリカCIA長官のテネットが辞任したことについて書こうと思っていたが、どうしても佐世保の小6殺人事件のことを考えてしまう。しかし、考えたところで答えがでてくるわけでもなく、ただただコトバもなく沈黙するしかないわけであるが。

 ネットで嫌なことを書かれた、だから殺したという。しかも、嫌なことを書かれ始めたのは5月の半ば頃からだという。わずか半月たらずの「嫌なこと」で、問答無用で相手を殺した。それもかなり残忍な方法でだ。そして、犯行後、弁護士によると「コミュニケーションにまったく問題はなく、精神鑑定の必要性は感じない」という。

 報道を読むと、計画性をもった行動だったことがわかる。そして首を切る行為が、かなり意図的な切り方をしている。テレビを見てカッターナイフを使うことを思いついたという。これらの一連の思考や行動と、少年鑑別所では「会って謝りたい」「よく考えて行動すればこんなことにならなかった」と言っているごく普通の女の子であるということに、なにかそぐわないものを感じるが、現実はこうしたものなのであろう。

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