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June 02, 2004

「P2」を正面から論じたい

 「P2」の論文書きに苦労している。まだ全然進んでいない。締め切り今月末である。うーむ、どうなるんだろ。

 参考のために、他のみなさんは、この映画をどう論じているのだろうと、ネットで検索をしてもあまり「P2」の評論文はない。「P2」について、「良かった」「衝撃を受けた」等の言葉はあるのだが、なにがどう良かったのか、なにをどう衝撃を受けたのかがさっぱりわからん。南雲さんと後藤と柘植の大人の恋愛ドラマが良かったとか、主人公が中年で、渋い演出で良かったという評論はそれなりにある。しかし、「P2」は国際政治や現代の戦争論を反映しているとよく言われているが、では、なにがどう反映されているのか、そこんところをきちっと書いた文章がない。また、「P2」はポール・ヴィリリオの思想から影響を受けたとされているが、ではポール・ヴィリリオの思想のなにが「P2」のなににどう影響を与えたのか、ということを論じた文章を僕は見たことがない。もちろん、影響を与えていることは事実であろう。「事実であろう」とは思うが、それ以上のことはよくわかっていないのである。(つーか、ヴィリリオの思想そのものについて、日本でまともに論じられているとは思えん。)

 よーするに、この映画の上映から10年もたったのに、今だまともに思想や戦争論や国際関係論の観点から論じられていないのだ。それじゃあ、私が論じてやろうじゃないかと決心したのであるが、うーむ、全然進まん・・・・・・・。

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